肩甲骨について(実は、胸鎖関節の動きが大事)

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肩甲骨について

慢性の首・肩こりや腰痛、肩の痛み(四十肩・五十肩)や頭痛(筋緊張型頭痛)や首の痛みと言う体につらく不快な症状も、日常生活を営む上での、さまざまな要因から発症します。

長時間のパソコン仕事による疲労や猫背などの姿勢の悪さやストレートネック、骨盤や背骨の歪みなどの体のバランスの崩れや、ストレスや内臓系の疾患によってもおこります。

首・肩こりや腰痛の方でも、痛さや不快感を感じている部分がその原因とは限りません。

姿勢を正しくしようとし過ぎて、体に力が入りすぎてしまっていたり、夜、寝ている時に体の力が抜けないなど、噛みしめ(食いしばり)癖や歯ぎしりのある方に多い特徴です。)

骨盤の歪ませてしまう立ち方や歩き方、足首のバランスの崩れによる体の傾き、パソコンによる指や腕の使い過ぎ等(パソコン&スマホ症候群)普段の何気ない日常動作や生活環境のアンバランスにより疲労が溜まることが痛みや不調の原因となります。

(肩甲骨と股関節は、絶妙なバランスで連動して動いています。足を開いての前屈みにも、肩甲骨の柔軟性は重要な役割をしています。)

まず最初に、四足動物から、“人間”への成り立ちを鑑みます。

直立二足歩行ができるようになった、“人間”としての体の機能を見てみます。

自由に両手を動かせ、高いものに手が届き、掴んだり、指で細工をしたり、両手でモノを持って運んだり、そのような動作が立ったままできるという機能(体の働き)が、体の本能(DNA)として長い年月をかけて培われてきました。

ですから、そのような動作が損なわれる、例えば、バンザイ(手をあげるなどの動作)をしない日常が続くとようになると、本能的に体は“不都合(不快感)”を感じてしまいます。

しかし、そのまま過ごしていると、その状態に体は「慣れて」しまいます。

そして、急に、バンザイ(手をあげるなどの動作)などの、普段、やり慣れない動作をすると、今度は逆に、本能的に体は“不都合(不快感)”を感じるとともに、肩や腰の動きに関係する筋肉や筋膜や関節に急激な動作の負担がかかり、疲労が徐々に蓄積することで肩や腰を痛めてしまうことになります。

足首や膝や股関節・骨盤などの体の土台もたいへん重要なのですが、一番意識しにくい、「肩甲骨」から見ていきましょう!

「肩甲骨(赤い部分)」って名前は知っていても、普段日常生活ではこの“骨”があることやその動きや働きって気にしてませんよね。

でも実は、立って歩く直立二足歩行する人間にとって、足首や膝、骨盤や股関節とともに、とっても大事な役割を担っています。指や手や腕を自由に使えるわけですから。

そのために「肩甲骨」は、非常に重要なポジションにあって、大切な役目を果たしているのです。

実は、腕の付け根となる胸鎖関節の動き(可動域)が非常に大切なのですが、重要過ぎて言葉で書きにくいので、施術時に説明&調整&セルフ体操を指導しています。ここでは、少し分かりやすい「肩甲骨」を取り上げさせていただきます。)

この「肩甲骨」の動きがわるいために、慢性の首・肩こりや腰痛、肩の痛み(四十肩・五十肩)や頭痛(筋緊張型頭痛)や首の痛みに悩まされている方々がとても多いのです。

首や肩だけでなく、胸や背中まわりもコリ固まりやすくなり、日常生活での呼吸も浅くなります。

最近では、夜の眠りも浅くなってしまう方も多いのです。このようにして、疲労が溜まりやすくなります。

最近特に気づかされるのですが、噛みしめ癖や歯ぎしりがある方が非常に多いのです。

肩甲骨の動きがわるくなっていて、肩まわりの筋肉に、噛みしめ(食いしばり)癖や歯ぎしりのある方特有の筋肉の厚みがあります。観れば、すぐにわかります。

そして、代謝が落ちて太りやすくなります。痩せにくくなります。

他の治療院との大きな違いは、当院の「姿勢バランス整体」では、この肩甲骨の働きのバランスの調整を、第一におこないます。

↑↑↑上記の動画は、立ったまま行う肩甲骨のセルフ調整です。

(実は、胸鎖関節の調整法です。)

これは自分で肩甲骨を動かしていますが、当院の姿勢バランス整体では、このように腕と肩を動かしながら肩甲骨のバランス調整をします。関節の動きをつけることで、肩甲骨のまわりの筋肉が動いているのがわかります。

(良く見てみると、脇の筋肉が良く動いてます。いわゆる、背筋です。 腕から脇を通って腰や骨盤までの筋肉です。肩甲骨が上手く動いてないと、腕や肩を動かした時に、腰にも負担がかかるのが良く分かります。慢性腰痛の人に多い特徴の一例です。)

筋肉が動くようになることで血液の循環がよくなります。

それゆえに、関節が動きやすくなってきます。

肩甲骨まわりが楽になるポイントはココです。

(もちろん、足首や膝、背骨や骨盤の調整もおこないます。順番があるのです。)

まず、呼吸が楽になることからはじめます。心身の働きがバランス良くリセットされ、体はフワっと楽になり、夜はぐっすりと眠れるようになります。

肩の状態のチェックをしてみましょう

施術前

施術後

写真のように、両腕を指先と肘を伸ばしながら真正面からバンザイをしてみてください。

真上に上げたときに、指先がまっすぐ上に、天井に向けて上げられなかったり、その状態で腕を耳につけようとすると苦しくてつけられない場合は、「肩甲骨」まわりの筋肉の柔軟性や、いわゆる、肩の動きのしなやかさが衰えて、首・肩こりや腰痛の兆候があらわれはじめています。

バンザイ肩回し体操

クレア式バランス体操 初心者向け・バンザイ肩回し体操の動画
(体幹の基本/屋台骨の肩甲骨・鎖骨・胸鎖関節・肩関節)


このバンザイ肩回し体操の動画を見ながら、真似してみてください。
「三歩目は、しっかり動かすだけ!」

大事なポイントは、掌(手のひら)は必ず天井に向けるように意識して腕を動かすことです。

体調管理のバロメーターとして鏡の前でバンザイする習慣を身につけましょう。

この時、両肘を、できる限りしっかりと伸ばしてやってもらいます。
腰を反らして腕を上げようとする、トリックモーションを防ぎ、本来の肩まわりの筋肉の動きだけで、腕を上げる動作、いわゆる、バンザイをしてもらうためです。

肘をしっかりと伸ばすことによって、トリックモーションを誘発してしまう、広背筋の筋力作用を無力化することができるのです。
(この時、立位の場合は、足のつま先を内側にする「ハの字」にすると、より効果的です。)
そして、肩関節、肩甲骨だけでなく、胸鎖関節をしっかりと動かせることができます。

最近、太ってきたという方には、このようなバンザイ肩回しの基本的な動作ができないというような、この傾向は顕著にみられます。

歩き方が以前と変わってきたのと同じくらいご自身でも気づきにくい体の変化(代謝減少)が少しづつ現れてきて、気づいた時には体形が変わっています。

 

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